■窯元:小代 瑞穂窯
(しょうだい みずほがま)
作家 福田るい
伝統とは、灰を守ることではなく、燠(おき)を密かに保ちつづける事である。昔ながらの小代焼の特徴と技法を生かしながらも、独自の焼成法を取り入れつつ、現代の生活に合ったうつわ作りを心掛けています。陶器は、使いこむほどに風合いが出てきます。毎日のようにお使いいただけるようなうつわを作っていきたいと思っています。
UDに対する取り組み
『使いやすさ』→『使われやすさ』という発想の転換
UD陶器を作り始めたのは、今から2年ほど前のことです。作品作りに当たってまず、UDって何?という疑問から入っていきました。そして『UD(使いやすさ)とは』をテーマに、崇城大学の教授や学生さん達と議論を行ったことがあります。そこで話題に上ったのが『使いやすさ』とは『使われやすさ』なのではないかという考え方でした。1つの器でも、使い方のバリエーションが多いデザインの物だと、その器が『使われやすく』なり、結果『使いやすい』器と言えるのではないかというものです。しかしUDだからと、とりたてて新しい事をして行こうとは思いません。今までやってきた事の延長線上だと考えながら、『使われやすさ』を追求していきます。
■住所/
荒尾市上平山字庄山914
■TEL/
0968-66-2380
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営業時間/
8:00〜18:00
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休/
火曜